アラスカ州政府は州内における鉱山開発を活発にするため、下記の様な投資優遇策を提供しています。
1) 鉱物探査優遇控除 (Mining Exploration Incentive) - AS27.30.010 - 27.30.99
アラスカ州法、AS27.30.010 - 27.30.99 はアラスカ州内における新規の鉱物探査を活発にするために鉱物探査優遇控除を規定しています。探査優遇控除の対象となる探査経費は将来鉱山の生産がスタートした時に課税される鉱山ライセンス税、法人所得税、もしくは州のローヤルティに充てることが出来ます。このプログラムで認められている探査作業とその経費とは、以下のような作業を含みます。
- 地球物理学上の調査プログラム
- 探査ドリリング
- 地下探査
- 地表トレンチングとバルクサンプリング
- その他の探査作業、航空写真、伐採、サンプル分析、地金学上の調査。
探査優遇控除を得る為には条件として、上記リストの探査作業が実際の鉱山建設に繋がる探査でなければなりません。その証明として鉱山開発許可書の発効日を適用することが出来ます。
天然資源省によって承認された探査優遇控除は鉱山ライセンス税、法人税、ローヤルティなどの合計50% まで充当することが出来ます。その控除額がその年に使われなければ、翌年以降に持ち越すことが出来ます。また、その控除の上限額は2,000 万ドルとし、15年以内に税金に充当されなければなりません。この探査優遇クレジットの詳細は、Division of Mining, Land & Water,http://dnr.alaska.gov/mlw/factsht/mine_fs/explore.pdfをご覧下さい。
2) アラスカ産業開発輸出公社 (Alaska Industrial Development and Export Authority) - 23 Years (1985 - 2008) of AIDEA Support for Alaska’s Mining Industry -
アラスカ産業開発輸出公社 (AIDEA)は、アラスカ経済の発展の為石油や鉱物の新規や既存の開発プロジェクトに対して、様々なファイナンスを提供しています。特に鉱業開発プロジェクトへのファイナンスはアラスカの鉱業の発展に大きく貢献しています。代表的なプロジェクトとして、Red Dog Mine (亜鉛鉱山) ― 道路と積出港を建設し、その使用料 (リース料)を徴収、Skagway Ore Terminal (スキャグウエイ鉱石ターミナル) - ターミナル建設と運営などが挙げられます。詳細はAIDEA のサイト、23 Years (1985 - 2008) of AIDEA Support for Alaska’s Mining Industry,http://www.aidea.org/をご覧ください。